神奈川県森林協会


拡がるナラ枯れ

4.予防対策について

予防対策の効果

穿入木あたりの穿孔数を減らして木へのダメージを小さくする
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生き残る木(穿入生存木)が増える
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カシナガの暮らしにくい環境を作る
カシナガの好む大径木の伐採、森の若返り
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カシナガの好む大径木の伐採、森の若返り
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カシナガの暮らしにくい環境を作る

予防対策の例

ビニールシート被覆

穿孔を受けやすい根元から2~3mの高さまで被覆することでカシナガの穿入を防ぐ

枯死木からの羽化成虫飛散防止にも効果がある。

穿入生存木に被覆すると、羽化した成虫が再穿入する恐れがある。

農業用マルチ(厚さ0.1mm)が使えて安価

定期的なメンテが必要

ビニールシート被覆を施した樹木の写真

粘着シート被覆

穿入木に対して、穿孔を受けやすい根元から2~3mの高さまで粘着面を内側に被覆して、羽化した成虫を捕獲し、飛散を防止する

   

粘着の効果は6か月程度ある

粘着シート被覆を施した樹木の写真

A4クリアフォルダを
利用したトラップ

幹の周囲にトラップを設置して、飛来して穿入しようとするカシナガを捕獲する

A4クリアフォルダが使えて安価

捕獲状況を定期的に確認し、メンテをする必要がある

A4クリアフォルダを利用したトラップを施した樹木の写真

殺菌剤の樹幹注入

ナラ菌の増殖を阻害する薬剤を樹幹注入することで、穿入したカシナガが樹体内で生育できない環境をつくる

約2年の残効

穿入される前に処理する必要がある(穿入後の注入では効果が落ちる)

特に保全しなければならない樹木への対策として有効


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