神奈川県森林協会

 

「ナラ枯れ」について

1.「ナラ枯れ」とは

 「ナラ枯れ」は、 「ナラ薗」を媒介するカシノナガキクイムシが、コナラ、ミズナラ、マテバシイなどのブナ科の樹木に集団で穿入することで発生する樹木の感染症です。持ち込まれた「ナラ菌」が樹木の中で拡がり、それに対する樹木の防御反応により樹木の細胞が死亡し、水の通導が阻害され枯死に至ります。

カシノナガキクイムシ成虫)の写真、長さ5mm前後
カシノナガキクイムシ成虫

虫が入った穴から排出したブラス(木くず等)の写真
穿入孔から排出したブラス(木くず等)


カシノナガキクイムシの生活環の図

今までにわかってきたこと

樹幹の坑道内で成長する幼虫の写真

樹幹の坑道内で成長する幼虫

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