神奈川県森林協会


拡がるナラ枯れ

5.被害材の利活用

伐採した被害木を木炭の生産や燃料、チップ等として利活用することでカシナガを駆除することができます。

カシナガが羽化する直前及び拡散中(5月中旬から9月末まで)の伐採は、林内の光環境が向上し、林内温度が高まることで、カシナガの活性を高めて、被害拡大を助長するおそれがあることから行わないでください。

穿入孔が確認された幹は丸太などに玉切りし、翌年の羽化前までに使い切れるのならば、次のように活用できます(高温多湿な条件では羽化が早まる可能性があり、なるべく乾燥させ、早めの使用をおすすめします)。

※カシナガは枝葉までは穿入しないため、枝葉への処理は必要ありません。
※破砕・炭化処理はカシナガの羽化脱出前の5月までに確実に行ってください。なお、未被害地への材持ち出しは厳禁です。

(1)薪割りして木炭の生産や燃料として利用する


(2)厚さ1㎝以下のチップにして利用する

被害材の試験引き(小学校の机の天板の材料として)

造材データ

コナラ末口 44㎝ L=200㎝(樹高4m~6m) から 幅7㎝厚さ2㎝長さ200㎝の板を32枚造材
このうち天板として使用可能な板は15枚(元丸太との材積比 16%)


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